「連絡帳に、新学期のあいさつって書いた方がいいのかな…?」
そんなふうに迷った経験、ありませんか?
1年生や転校したばかりのときはもちろん、学年が上がっても「今年の先生、どんな人かな…」と悩むことってありますよね。
この記事では、連絡帳にあいさつを書く意味やタイミング、シーン別に使える文例、先生へのちょっとした気配りのコツまで、実体験を交えてお伝えしていきます。
連絡帳の新学期あいさつって必要?
新学期のはじまり、子どもを送り出す親として「先生に何かごあいさつをした方がいいのかな?」と迷うことはありませんか?
小学校によっては、特に決まりがない場合がほとんどですが、最初に一言添えておくと、先生とのコミュニケーションのきっかけになります。
ただし、先生のタイプや忙しさによって受け取り方はさまざま。あいさつを書いたのに反応がなかった…というのもよくある話ですよね。
それでも、「書いてよかった」と感じる場面は意外と多いものだったりします。悩んだときは、シンプルに“気持ち”だけでも伝えておくと安心です。

ある年、我が子の担任の先生はしっかりとお返事をくださる先生でした。お隣のクラス担任は真逆でしたので、先生によって対応が全然違うものなんだなと思ったことがあります。でも、私はごあいさつは書いてしまいます(^^ゞ
新学期の連絡帳に書けるシーン別あいさつ例文
ここでは、小学校の新学期に使いやすいあいさつの文例を、シチュエーション別にご紹介します。
丁寧な表現からカジュアルな一言まで、先生との関係やご家庭のスタイルに合わせて使ってみてくださいね。
● 初めましての先生へ(1年生・転校など)
- 初めまして。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
- まだまだ落ち着きのないところもありますが、どうぞ温かく見守っていただけますと幸いです。
● すでに関わりがある先生へ
- 昨年度は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
- また先生に担任していただけることを、子どももとても喜んでおります。
● 気になる性格や体調を伝えたいとき
- 少々気が強い面があり、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
- 持病があり体調を崩しやすいため、変化があればご連絡いただけますと幸いです。
● 忙しさに配慮したやさしい一言
- お忙しい中恐縮ですが、何かありましたらお気軽にご連絡いただけると助かります。
- 新学期のお忙しい時期かと思いますので、お返事は不要です。どうぞよろしくお願いいたします。

私の場合、子どもが1年生のときは堅い印象の文面で書いていたのですが、先生の雰囲気が分かってくると書き方も緩くなってきて、最後はお互い文末に顔文字書いてました。。。
新学期の連絡帳のあいさつで気をつけたいポイント
新学期の連絡帳でのあいさつは、簡単な一言でも先生にとっては保護者の思いや姿勢が伝わる大切なコミュニケーションです。
ここでは、連絡帳にあいさつを書くときに押さえておきたいポイントをご紹介します。
● 長すぎず、読みやすい文章に
先生方は新学期で忙しく、短時間で連絡帳を確認することが多いです。あいさつは2~3行程度にまとめ、読みやすい文面を心がけましょう。
● 子どもの性格や体調について軽く触れると安心
「落ち着きがない」「お腹が弱い」など、日常的に気になることがあれば簡潔に伝えると安心です。
もちろん、子ども本人にも落ち着いて過ごすように言い聞かせたり、体調が悪くなったときは自分から申告できるようにしておくことが大切なのですが、先生にも事前にお伝えしておくことで、何かあったときの情報共有がしやすくなります。
● 先生のスタイルを観察して柔軟に
先生によって、しっかり返事をくれる方もいれば、スタンプだけで済ませる方もいます。なので、先生の反応や様子を見ながら、距離感を調整していきましょう。
● お返事不要の気遣いも◎
「お忙しいところ恐れ入りますが、お返事は不要です」と添えると、先生への負担を減らせます。特に新学期は配慮が伝わると好印象だと思います。

丁寧な先生は「お返事不要」と伝えても、しっかりと書いてくださる方もいますので、あまり考えすぎずに連絡帳を利用するようにしています。
まとめ
新学期の連絡帳でのあいさつは、保護者と先生との最初の大切なコミュニケーションです。
「きちんとした方がいいのかな?」と悩むこともあるかもしれませんが、かしこまりすぎる必要はありません。
簡単でも丁寧な言葉で、子どもを見守ってほしいという気持ちが伝われば、それだけで十分です。
先生の忙しさやスタイルに合わせて、少しずつ距離を縮めながら、子どもを真ん中にした信頼関係を築いていけるといいですね。