大田原屋台まつり2025の開催はいつ?駐車場や交通規制についても!

イベント

「大田原屋台まつり」は栃木県大田原市の伝統的な春の一大イベントです。2025年も4月19日(土)・20日(日)に開催されます。

彫刻が美しい屋台の巡行や、迫力満点の“ぶっつけ”など見どころが満載!

アクセス情報や混雑のコツも交えて、初めての方にもわかりやすくご紹介します。

大田原屋台祭り2025のスケジュールと見どころ

大田原屋台祭りに訪れるなら、屋台の巡行やお囃子の競演である伝統的な「ぶっつけ」が行われる時間帯は見逃せません。ここでは2025年の開催スケジュールや、見どころとなる時間帯を詳しくご紹介します。

大田原屋台まつり2025は、4月19日(土)・20日(日)の2日間にわたって開催されます。

1日目は「宵まつり」なので、開始時刻は18:45~となります。2日目が「本まつり」で、10:00~となり盛り上がりも最高潮に達します。

両日ともに屋台が市内を巡行し、「金灯籠交差点付近」で夕方から夜にかけて“ぶっつけ”と呼ばれるお囃子の競演が行われます。

注目の「ぶっつけ」の時間帯(予定)
4月19日(土):19時40分頃〜
4月20日(日):18時40分頃〜

※時間は目安のため、早めの到着がおすすめです。

屋台が向かい合って繰り広げるぶっつけは、太鼓や笛、鉦(かね)が力強く鳴り響く迫力満点の場面となります。見物客の熱気も加わり、会場は一気に盛り上がります。特に夜になると提灯が灯され、屋台の彫刻が浮かび上がる美しい風景が楽しめるのも魅力です。

「ぶっつけ」と聞くと、ちょっとびっくりしますよね。屋台同士はぶつかりませんが、お囃子の競演は本当に素晴らしいので、ぜひ足を運んでいただきたいです!

大田原屋台祭り2025のアクセス方法と駐車場情報

大田原屋台祭り2025にスムーズに参加するためには、アクセス方法や交通規制の情報を事前にチェックしておくことも大切なポイントになります。ここでは、大田原屋台まつりの開催エリアへの行き方や、周辺の駐車場・交通規制についてまとめました。

アクセス方法

手段ルート所要時間
電車+車JR西那須野駅 → 車で約10分約10分
電車+車JR那須塩原駅 → 車で約15分約15分
矢板ICまたは西那須野塩原IC → 大田原市街地約30分

大田原屋台祭り会場の最寄り駅はJR「西那須野駅」です。ですが、会場まで徒歩で行くとかなり時間がかかってしまいますので、バスやタクシーの利用がおすすめです。

お近くにお住まいの方は、自家用車で直接向かうほうがスムーズです。

屋台祭り当日は交通規制が敷かれるため、以下に交通規制の時間帯と区間をまとめます。参考にしていただけるとうれしいです。

交通規制の時間帯と区間(2025年予定)

大田原屋台まつり開催に伴い、会場周辺では交通規制が行われます。

日程時間規制区間
4月19日(土)
宵まつり
18:45~21:15
  • 山二商店前交差点~フローズン磯前
  • アブラヤパン店交差点~神明町交差点
4月20日(日)
本まつり
10:00~20:15
  • 10:00~20:15:山二商店前交差点~金燈籠交差点~神明町交差点
  • 10:00~11:30:蛇尾川橋河原信号~アブラヤパン店交差点
  • 10:00~12:30、17:45~20:15:アブラヤパン店交差点~金燈籠交差点~フローズン磯前

臨時指定駐車場について

お祭り当日は、市内各地に以下の臨時指定駐車場が用意されます。周辺道路は混雑が予想されるため、早めの来場や公共交通機関の利用がおすすめです。

駐車場名収容台数備考
大田原学童保育館30台臨時指定駐車場
消防署跡地駐車場100台臨時指定駐車場
大田原小学校240台臨時指定駐車場
中央立体駐車場148台2時間無料

駐車場の詳細は公式ホームページに掲載されているので、そちらもぜひチェックしてみてください!

大田原屋台祭り2025の混雑予想と楽しみ方のコツ

大田原屋台まつりは毎年多くの人でにぎわう人気イベントです。せっかく行くなら、できるだけ混雑を避けてゆっくり楽しみたいですよね。ここでは、混雑傾向や効率よく楽しむためのポイントをまとめました。

混雑のピーク時間帯
・土曜の夕方〜夜(17:00〜20:00)
・日曜の午後〜夜(16:00〜19:00)
※ぶっつけが行われる時間帯は特に混雑します。

楽しみ方のコツ

  • 屋台をゆっくり見たい方は、日中の早めの時間帯に訪れるのがベスト。
  • ぶっつけを見たいなら、少し早めに場所取りを!交通規制が始まる前の到着を意識しましょう。
  • 夜の提灯が灯る屋台は、写真映えも抜群!ライトアップ目当てなら日没後が◎。
  • 会場周辺には出店も並びます。屋台グルメを楽しみながら、のんびり過ごすのもおすすめです。

事前に屋台祭りや交通規制のスケジュールを把握して、屋台祭りの雰囲気を楽しみましょう!

大田原屋台まつりの歴史

栃木県大田原市で毎年春に開催される「大田原屋台まつり」は、江戸時代から約200年もの間続く伝統あるお祭りです。地域の誇りとして大切に受け継がれており、春の風物詩として地元の人々にも親しまれています。

豪華な彫刻が施された屋台が市街地を巡り、お囃子の音が街に響き渡る光景はまさに圧巻。最大の見どころは、屋台同士が向かい合ってお囃子を競い合う「ぶっつけ」と呼ばれる儀式で、太鼓や笛の迫力ある音が観客を魅了します。

大田原屋台まつりの屋台紹介

大田原屋台まつりでは、各町内が誇る9台の屋台が巡行し、華やかなお囃子を披露します。以下に各屋台の特徴をご紹介します。

町名特徴
荒町(あらまち)黒漆塗りの柱や金箔の金具、色鮮やかな十二支の彫刻。屋根中央に龍と玉、緞子には那須与一と扇の的の刺繍。
大久保町(おおくぼちょう)1860年建造。屋根上に軍配を持つ梅福仙人の彫刻。「桐に鳳凰」の彫刻も見どころ。
大手(おおて)2007年完成。『水滸伝』の登場人物・公孫勝の彫刻が中央にあり、下に龍を従える。
上町(かみまち)1849年製作。龍の頭部が取り外せる彫刻や、獅子の口、ガラスの瞳など繊細な細工が特徴。
寺町(てらまち)朱塗りが鮮やかな唯一の屋台。光真寺門前の大銀杏の木材を使用。方向転換は手回し式キリン。
志も町(しもまち)1818年建造。一本作りの龍や亀の彫刻、飾り戸には花鳥と牡丹が施されている。
仲町(なかまち)1919年製作。玉取龍、波千鳥、鯉の滝登りの彫刻が施された華やかな屋台。
栄町(さかえちょう)2011年建造。飾り戸には風神・雷神、その他飛龍、鶴、亀、獅子など多彩な彫刻がある。
元町(もとまち)江戸時代製作。1982年に益子町から譲受。牡丹と獅子、龍、鯉の彫刻が随所に見られる。

祭りには市内9町の屋台が参加し、それぞれの屋台が個性を競い合う姿も見どころのひとつ。日中は家族連れや観光客でにぎわい、夜は提灯の明かりが灯され幻想的な雰囲気に。地元ならではの活気と伝統を感じられる、春にぴったりのお祭りです。

まとめ

大田原屋台まつりは歴史と活気にあふれた春の伝統イベントで、2025年もすでに楽しみにしている方がたくさんいらっしゃいます。

彫刻が美しい屋台の巡行や、迫力ある「ぶっつけ」のお囃子競演は、毎年多くの人を魅了しています。

昼間のにぎわいや夜の幻想的な屋台の灯りなど、時間帯によって違う楽しみ方ができるのも魅力のひとつです。

臨時駐車場も用意されますが、交通規制の影響もあり非常に混雑が予想されるため、早めの行動がおすすめです。

春のお出かけに、大田原屋台祭りに、ぜひ訪れてみてください。